人材募集を見て不動産売買仲介会社を観察する
不動産の売却をする際に不動産仲介会社に仲介を依頼しますが、
売主と不動産業者の間で媒介契約を締結し、売主は複数の不動産業者を比較して媒介契約を結ぶ不動産売買仲介会社を選び、
媒介契約の種類である一般か専属を選択して契約します。
ところが不動産仲介会社の方から強く媒介契約を結ぶことを求められたり、
1社だけに仲介を依頼する形の専属専任や専任媒介契約を結ぶよう提案してくる場合には注意が必要です。
このように、自社と媒介契約を結ばせたいがために強引に契約を進めてくる場合、良い不動産業者ではない可能性が高いでしょう。
中には、媒介契約の内容は売主側で検討できるにもかかわらず、専任でないと契約しないなどと言ってくる業者もいます。
強引に契約を結ばせようとする不動産仲介会社を避けましょう。
このような会社は社員が仕事の方向性に真っ当感を感じられないために人離れが激しい傾向があります。
求人サイトや店舗の張り紙などで、常に人材を募集している不動産会社は要注意です。
良い不動産仲介会社は社員は定着していることが多く、頻繁な人材募集はしていないはずです。
当然のことですが、人が定着せずに出入りが激しい会社は社員が育ちませんので、担当者となる営業担当者も経験や知識が少ない人に当たる可能性が高くなります。
不動産営業は営業力や経験、知識が重要ですから、人の出入りが激しく、信頼できるベテラン営業マンがいない可能性が高いと思われる会社には依頼しない方が良いでしょう。
アクシスライフ 越