不動産投資で家賃保証システムの利用について
不動産投資をする際に自己資金が十分でない投資家さんが、
安定した家賃収入を目論み飛びつきがちなのが家賃保証システムいわゆるサブリースと言われます。
サブリースは、実際の入居率に関係なく毎月一定の家賃を大家さんに保証するという仕組みですが注意が必要です。
サブリースは、大家さんのリスクを不動産会社が肩代わりしてくれるような仕組みですが、
実際は2年後とか10年後に家賃を見直すという契約になっていることが多いです。
つまり、最初に提示された保証家賃が更新ごとに引き下げられていくリスクがあるということです。
新築物件に投資した場合10年ぐらいは満室に近い状態が続く可能性が高いので、家賃保証システムが不要な場合がほとんどです。
ところが入居率が下がり、実際に家賃保証が必要になるのは、新築から10年目以降の物件です。
10年目以降の契約更新で、大幅に保証家賃が引き下げられることも珍しくないです。
20年後、30年後まで、最初に契約した際の家賃収入が保証されるわけではないので、
新築時の家賃が保証されると安易に思い込み、契約してしまうと、後から経営に行き詰まるおそれがあります。
家賃保証システムは安全だと思いがちですが、家賃が下がる可能性がある点を事前に確認しておく必要がありますね。
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