不動産仲介業者向けのクレーム事例2

クレームの事例で、忙しいと言う言い訳をすることがあるかもしれませんが、言い訳は通用しないです。 

不動産の仲介を依頼した顧客が購入する物件が決まり、

契約日時を売主と調整中であった顧客Bさんが、営業担当者と売主さんと日程を調整して、またご連絡しますというやり取りがありました。 

ところが、売主から中々連絡がなくまた営業担当者自身も多くの顧客を抱えており多忙であったため、時間だけが過ぎてしまいました。 

Bさんが営業担当者へ数回問い合わせても売主から連絡がないという答えしかなかったため、Bさんは不信感から契約のキャンセルを検討し始めました。

 Bさんの側からすると、売主さんに連絡して日程調整をしてもらうのが当たり前の感覚です。

しかし売主さんは会社経営者で多忙な方なので、万が一返答がない場合でも〇日に現状をBさんに報告いたしますというように仲介は伝えておくべきなのです。

営業担当者は自分が調整している実態を中間報告することが大事で、仲介という仕事上、様々な人や会社の間に立つ営業担当者がすべての窓口となって顧客と接します。

時には、営業担当者が一生懸命顧客のために動いたとしても、このように先方が動かないために全く進展しないということが起こります。 

しかし、顧客(Bさん)はこうした不動産会社側の事情は理解できませんし、はっきり言えばそんなこと自分には関係ありません。 

そのため、時間がかかりそうと分かった時点で顧客に中間報告することが大事です。

せっかく築いた信頼関係にヒビを入れてしまうことがないように報告、連絡、相談は小まめに行う業者でなければいけませんね。 

弊社は優真商事株式会社(東京都世田谷区/全国15事務局)の市川事務局として、多くの不動産業者様とのパイプ役も担っております。全国の不動産業者様と一般エンド顧客様もどうぞお気軽にご連絡くださいませ。

アクシスライフ 越