不動産仲介における囲い込みとは

囲い込みとは、不動産の売却依頼を受けた業者が同業他社に物件情報を流さず独占的に契約することをいいます。 

売却物件の情報は不動産業界全体で共有することが義務付けられており、売却依頼を受けた業者は物件情報を不動産会社が共有しているデータベースのレインズに登録しなければなりません。 

ところが不誠実な不動産仲介業者はレインズに登録せずに情報を囲い込んだり、登録してもすぐに削除したりします。 

また、悪質な業者は他業者からの買付があっても、他に申込が入っていると顧客に伝え他業者に紹介しない業者もいるので注意が必要です。 

この囲い込みは法律で禁じられている行為ですが、一部の不動産仲介業者では実際に行われていることも事実です。 

囲い込みは、不動産仲介会社にとってはメリットがありますが、売主にとってはデメリットになります。 

不動産仲介会社は条件の良い売り物件を自社で買付が来るまで囲い込むことで、両手取引にして手数料を売主と買主の双方から受け取っることができます。

しかし、売主の立場に立てば本来入るはずであった買付が成立せず販売機会が損失になるので。売却時期の遅れは早く売却して現金が欲しい売主にとっては経済破綻にも繋がる問題です。 

不動産仲介会社が囲い込みをしないよう注意を払う必要があります。 この問題は若干整備され、レインズの画面上でも問題回避ができるような動きがありますが、物件売買を司るのが人間である以上ぜったいに無くならない問題です。

これは自信をもって断言しましょう。

弊社は優真商事株式会社(東京都世田谷区/全国15事務局)の市川事務局として、多くの不動産業者様とのパイプ役も担っております。全国の不動産業者様と一般エンド顧客様もどうぞお気軽にご連絡くださいませ。

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